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【インターンOGOB社会人】机に向っての勉強だけじゃ、学生生活もったいない。

2017年11月10日

▲今回の先輩:ケアプロ株式会社 伊藤祐子さん

学生時代マーケティングへの興味から、山川醸造株式会社でインターンを行い、座学では学べない経営学を学んだという伊藤さん。その後、就職活動に対する違和感からG-netでのインターンも経験されたそうです。

 

【G-netインターン生が先輩社会人にお話聞きました。第6弾】

現在はケアプロ株式会社に勤務し、新しい予防医療を広めようと挑戦を続ける伊藤さんにお話を伺ってきました!

 

 

伊藤さんとホンキ系インターンの出会い

―新しいものはなぜ売れるのかな??

 

 

お父さんの影響もあり、新しく発売される商品が大好きだったという伊藤さん。

 

新しく販売されたゲームソフトなどをすぐに買っていて、だからこそ感じていた疑問が「なぜ新しいモノってつい買ってしまうのだろう??」ということ。

 

そんな疑問に答えを求め、当時の伊藤さんが興味を持ったのはマーケティングであり、大学は経営学部に進学を決めたといいます。

 

―同級生が頑張っている姿をみて

 

大学進学後、自由な時間が増えたことで、すぐ遊びに走ってしまったそう。しかし、同級生がホンキ系インターンで頑張っている姿を目の当たりにし感じたことがありました。

 

「あの子はすごく頑張っているのに、私こんなに遊んでいて良いのか??」

 

同級生の姿に刺激をうけ当時大学1年生であった伊藤さんは、インターンフェアに足を運ぶことになります。

 

 

―インターンでマーティングが実践できる!!

 

 

マーケティングを学びたい!そんな想いで経営学部に進学したからこそ、伊藤さんはイベントへの集客・商品開発をプロジェクトにしていた山川醸造に魅力を感じたそうです。

 

「これ私のやりたかったこと全部できる!」

 

そんな思いで大学1生ながらホンキ系インターンに飛び込むことになったといいます。

 

座学ではない経営学が学べたインターン

―大学1年生で実行できるマーケティング

 

 

当時醤油×スイーツといった目を引く商品を売りにして、醤油蔵の魅力を伝える蔵開放イベントの集客をしていた山川醸造。しかし、それがマンネリ化になっていた状態に気づきます。

 

そこで目を付けたのが醤油の職人さんでした。

 

当時の山川醸造において職人さんはラーメン屋など1つ1つの企業向けに醤油を調合しBtoBで活躍をしていました。そんな職人の姿をみて伊藤さんが感じたことは

 

「BtoCで職人さんが醤油を調合できたら絶対楽しい!」

 

そしてこの発見を蔵開放に取り入れることを考えました。

 

職人がお客さん1人1人の好きな醤油の調合するイベントを開催したところ大ヒットし、蔵開放イベントは大盛況になったといいます。

 

―これ授業で聞いたやつだ!

 

 

蔵開放を大盛況に導いた伊藤さん。授業で学んだことを体感したといいます。

 

「蔵開放でお客さんが楽しそうに醤油を調合している姿と、職人さんが休むのを忘れて楽しそうに仕事している姿をみて、気づいたんです。

これ授業で言っていて「サティスファクションミラー」だって!」

 

 

従業員満足度=顧客満足度を示す「サティスファクションミラー」。

 

これを自らが企画・運営したイベントから体感した伊藤さん。決して大学の授業だけでは学べないことを学んでいました。

 

―店舗運営で学ぶ販売促進

 

 

蔵開放イベントの企画・運営以外にも山川醸造の店舗運営もインターン期間中に行っていた伊藤さん。さらなる学びがあったといいます。

 

「店舗のレイアウトや、商品の陳列、組み合わせなど自ら考え、お客さんが思った通り動いてくれた時はすごくうれしかったです。」

 

ここでも一つ、経営学部として販促の重要性を体現していた伊藤さん。会社の社員となり、お客様と向き合うからこそ、本気の学びをインターンでしていました。

 

▲インターン当時の写真、山川社長と

 

みだし就職活動で覚えた違和感。

―フツーの就活って変じゃない?

 

 

2年生で山川醸造のインターンを修了し、その後ゼミ活動やサークルの幹部などを行い充実した学生生活を送ったという伊藤さん。3年生になりその後入社をきめたケアプロの社長と、G-netが企画した講演で運命的な出会いをしたといいます。

 

「予防医療にはあまり興味はありませんでしたが、その先駆性や社長の人柄に惹かれて、入社するならここだとその時に思いました。」

 

その後、自ら本社のある東京に足を運ぶなどして、入社意欲を上げていったという伊藤さん。出会いから始まった伊藤さんの就活。だからこそ、周りの就活生をみて感じたことがあったといいます。

 

「同級生がエントリー数をみせて就活している気になって自慢しているのをみて、そんなの変だと思ったんです。」

 

自分が本気で働きたいと思える企業と出会う。
それが本質であるにも関わらず、机に向かって就活をしている気になっていた同級生の姿に違和感を覚え、伊藤さんは当時就活支援事業を立ち上げようとしていたNPO法人G-netでのインターンを行います。

 

―机に向かう就活ではなく、たくさんの人と出会う就活を!

 

 

出会いから始まった自分の就活。だからこそ同様の就活を多くの学生ができるようにしたい!そんな思いで行ったG-netでのインターン。

 

この当時伊藤さんが土台をつくった「就活採用サービスミギウデ」は現在まで約450名もの学生が登録し、自分らしい就活を伴走するサービスへと成長を遂げています。

 

学生時代山川醸造、G-netでインターンを行い、常に当たり前を疑って行動をしてきた伊藤さん。最後に一言いただきました。

 

「入社する会社名の自慢ではなく、自分がやっていることで自慢してほしい。」

 

口だけではなく、行動で示す重要性を教えていただきました。
本当のカッコよさは姿から伝わるものかもしれませんね。

 

 

最後に・・・

伊藤さんは学生時代授業で学んだことをインターンというフィールドで体現し、真学びをしていました。みなさんこんな声聞いたことありませんか?
「学生時代もっとまじめに勉強しとけばよかった。」
こう語る社会人の声、きっとこれは社会にでたからこそ感じる勉強の重要性があるからだと思います。
だからこそ、学生の皆さん。学生のうちから「働く」を実践してみませんか??

 

 

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